会社情報:今後の事業展開

これからの事業展開テーマ

「世界中のお客様への最高のコンテンツ体験の提供」を実現していくことがスクウェア・エニックスの使命であり企業価値です。常に変化する事業環境の中では、その実現に向けて柔軟な事業戦略の推進が重要であり、現在当社グループは当面の事業展開テーマとして、以下3点の取り組みを進めています。

1.スマートデバイス向けプレミアムゲーム提供の強化

現在のスマートデバイス向けゲーム市場は、基本プレイ無料のF2P(Free to Play)と呼ばれるビジネスモデルを中心に大きな成長を遂げました。当社グループでも、IPを活用したタイトルから新規タイトルまで、多様なゲームをスマートデバイス向けに提供しています。
F2Pゲーム市場は、基本プレイが無料であることから爆発的なダウンロード数を獲得し、厚いアクティブユーザー層に支えられてきた一方で、現在は、多くの企業が参入し、その競争は激化しています。
そこで当社グループは、スマートデバイス向けの有料の買い切り型ゲーム(プレミアムゲーム)に注目しています。現在のスマートデバイスは以前に比べて格段にスペックも操作性も向上し、スマホネイティブの世代にとっては、オールインワンのゲーム機として市民権を確立しています。スマートデバイスを高スペックな汎用型ゲームデバイスとして捉え、長期間にわたってずっと遊び続けられる買い切り型のゲームを提供することで、幅広いお客様のニーズにお応えできると考えています。携帯型ゲーム専用機に加えてスマートデバイス向けにゲームを提供することによりプレミアムゲーム市場を開拓し、F2Pゲームに並ぶ一つの柱とすることを目指しています。

2.VR/AR

2016年はVR元年と呼ばれ、VR機・その他関連機器・VRコンテンツが本格的に動き始めた年となりました。当社グループとしても、VR/ARの有効活用に注目し、既にいくつかのVRコンテンツ開発を進めています。
当社グループは、家庭用ゲーム機・スマートデバイスにとどまらず、アミューズメントや漫画、フィギュア等の有体物まで、多岐にわたるコンテンツを提供しており、そこに、VR/ARという新しい技術が加わることで、クリエイターの創造力が発揮され新しい化学反応が起きることを期待しています。
また、HDゲームをVRコンテンツ化することにより、より没入感のあるゲーム体験を提供するなど、VR/ARに当社の強みを一層生かしたコンテンツ展開を目指していきます。

3.新規市場開拓

着実に成長する新興市場に対する取り組みは、当社グループの成長戦略において重要なテーマの1つです。

新規市場開拓

オンライン・モバイル向けゲームの先進国であり、日本・欧米と並ぶ主要マーケットである中国においては、現地企業とのパートナーシップを通じた展開を推進しています。
また、ゲームの消費市場として急成長している中東と南米(特にメキシコ・ブラジル)への展開も強化しています。
従来から行っている、いわゆるEFIGS(英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語)を中心とした現地語対応から、より人口の多い言語である中国語(簡体字)、アラビア語、ポルトガル語などへも幅を広げ、ゲームタイトルの現地でのプレゼンスを向上させて、新興市場展開を推進していきます。