社員インタビュー:出版ビジネス・ディビジョン コミック編集部(ガンガン編集) 石川裕香

私の仕事

入社後半年ほどは、編集アシスタントとして、先輩編集者が担当している作品の入稿作業や、原稿の受け取り、雑誌の記事ページなどを担当し、雑誌作りの大まかな流れを学びました。
その後、マンガ作りに直接携わるようになるのですが、自分が思っていた以上に、編集者がマンガ製作に深く関わっているということに最初は驚きました。企画立案やストーリー展開はもちろんのこと、「ここのコマはもうちょっと大きくとって見せ場にした方がいい」「もうちょっと濃いトーンを足して重苦しい雰囲気に…」等々、表現の細かなことまで、打ち合わせをして決めています。
また出来上がった作品を、いかにしてより多くの人に興味を持ってもらえるようにするか、たとえば、単行本の装丁や宣伝方法など、それを考えるのも編集の仕事の一つで、作家さんにとってのマネージャー兼プロデューサーのイメージが近いのではないかと思います。

仕事の醍醐味

やりがいはやっぱり「何かを作って形にし、それが世の中に出て、受け入れられる」、これに尽きると思います。読者も世の中も常に変わり、求められる作品も変わっていくので、常に新しいこと、受けることを考えなければならないのは、とても苦しいことです。でも出来上がった作品に、読者の方が思ったとおりの反応をしてくれた時は、思わず自分を褒めたくなるし、読者の方一人一人と握手して回りたいぐらいうれしいもので、すべての苦労が、さて次は何を作ろうか…というわくわくに変わります。

1日のスケジュール例

出社後、監修等の作業
担当作品の二次著作物(アニメなど)の監修、販促物のデザインチェック対応を行います。
また、雑誌に掲載される漫画や記事は担当者にかかわらず編集部内全員で回覧校正するため、一日中いろんなタイミングで校正作業が発生します。
記事作成・デザイン発注
記事や装丁等、雑誌や単行本を構成する漫画以外のページの作成作業を行います。おおまかなレイアウト、文章を作成した後、外部デザイナーとの打ち合わせでデザインの方向性を固めていきます。
夕食休憩
 
ネームチェック
作家から送られてくるネームのチェックをします。何度も読み直し、予め修正の方向等を固めます。
作家との打合せ
遠方在住の作家も多いので、打ち合わせは電話ですることも多々あります。大きく分けて①プロット②ネーム③下書き④完成原稿の段階でチェックを行い、改善点などを相談しながら作品の方向性を決めていきます。一度の打ち合わせが2~3時間かかることもざらにあり。時には一度自宅に帰って打ち合わせ再開…ということも。
退社
校了タイミングにより退社時間は前後します。
メッセージ
自分の頭の中だけで描いていた企画が形になって
世の中に出て行く喜びは、何事にも代え難いもの。
自分にしか作れないマンガを作ってみたい!という
強い想いを持っている人に、是非挑戦してほしい。