社員インタビュー:法務・知的財産部 浦野義貴

私の仕事

法務が担う役割は、第三者的な視点から、各部署・プロジェクトが推進する事業を、いかにリスクを抑えて進めるか、その解決策を提示することです。
具体的な担当業務は、契約書や利用規約の作成・確認、各部署・プロジェクトからの法令相談対応、コーポレートガバナンス(あるべき企業統治)の検討など様々。また、扱う契約書の種類も、業務委託先との契約書から、ゲーム開発に使用するソフトウェアの利用規約、さらに当社のコンテンツを他社にライセンスする際の契約書まで、多岐にわたります。
どんな種類の案件・契約であっても、リスクを見誤らずに進めるためには、書面と向き合うだけでなく、各部署・ゲーム開発プロジェクトの担当者にインタビューし、その内容を組み立て、取引実態をしっかり理解した上で、事業推進とリスク低減とのバランスを取っていく、ということが非常に重要です。

仕事の醍醐味

当社にとって不利な契約を、相手方の主張や事情を考慮しながらも、交渉によって自社利益に沿いリスクの担保ができるように転換していく工夫をしたり、また契約書の雛型を準備しその内容を周知する等の仕組みを検討することのやりがいは法務ならではです。また、業界変化が激しい為、変化に伴い新しい形態の取引が生じるケースもありますので、前例のない仕事に携わる体験ができることも、この仕事の面白いところです。
何より、プロジェクトの始めから最後まで一貫して関与することも多く、現場と近い距離にいる分、担当したタイトルが世に出たときの喜びを一緒に味わえることは、この会社で法務を担当する1番の醍醐味だと思います。2016年7月に劇場公開した『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』では、プロジェクトの初期段階から一貫して担当しましたが、海外の協業先も多く、時差にあわせた対応を求められたり、交渉が難航したり、と苦労が多かった分、無事に公開を迎え、世間から高い評価を得た時には、本当に嬉しかったですね。

1日のスケジュール例

出社
出社後、まずはメールの確認・返信を行います。
定例ミーティング
部のメンバーが集まり、各自が担当している案件の共有や、相談事項の協議を行います。また、部員同士でアドバイスを出し合う場ともなっています。
社内セミナー資料の準備
法務・知的財産部が主催となって開催する社内セミナー用の資料の準備を行います。
どのように説明すれば分かりやすいかを考えながら、資料を作成します。
昼休憩
 
キャンペーンに関するミーティング
新しいキャンペーンを推進するプロジェクトと、実施概要に関してミーティングを行います。
プレゼント応募時の利用規約を検討するにあたり、応募方法~情報取扱いまで、細かに認識をすり合わせていきます。
担当案件の契約書作成
ソーシャルゲーム案件で外部に委託する業務内容、条件を確認し、契約書を作成します。
リスクとなりえることがないか、想像力を働かせ、書面をおこしていきます。
判断に迷ったところは都度、上司に相談しながら、進めていきます。
平均すると、1日の内、7割ほどが、契約書作成・確認を中心とした個人ワークです。
新規海外取引先に関するミーティング
新たに取引を行う海外企業との契約に際し、相手企業から出てきた修正案について、現場のプロジェクトチームとミーティングを行います。
修正案に対する、当社の対応方向性について、プロジェクトチームの意思を確認したり、法務からの提案をぶつけたりして、摺り合わせを行います。
退社
平均すると19時台に退社しますが、案件の状況によっては夜遅くまで対応することもあります。
メッセージ
法務は、0から1を生み出す表舞台の仕事ではありませんが、適切かつ円滑な会社の事業運営の拠り所です。縁の下の力持ちにやりがいを見出せる方と、是非一緒に働きたいですね。