TOPメッセージ:社長インタビュー 株式会社スクウェア・エニックス 代表取締役社長 松田 洋祐

私たちはコンテンツを提供する会社です。
一方で、プラットフォームは時代とともに常に変わり、様々な形態のコンテンツ、それを楽しむ環境が出てきます。例えば、ここ数年のスマートフォンの進化は驚異的ですし、家庭用ゲーム専用機も様々な機能が追加され、旧来のゲーム機とは一線を画す多機能なものとなっています。さらに、VRといった新たなゲーム体験を提供するハードウェアも話題になっています。
いろいろなプラットフォーム、デバイス、環境でゲームを遊べる時代になった、ということ。これは、非常に大きなパラダイム変換であり、過去の成功体験は通用しない、ということです。
だからこそ、柔軟な発想で新しいものに取り組んでいく力が要求されています。

どんな変化が起ころうとも、私たちはゲームを始めとするコンテンツを提供していかなければなりません。そのためには“技術を知る”、“環境を知る”、“お客様の趣向を知る”、そこが重要になってきます。
例えば、単純に家庭用ゲーム機のゲームをスマートフォンに移植するだけではお客様はついてきてはくれません。マーケットの変化に伴って、変化し続けるお客様の趣向を常に理解すること、これが最も重要です。
それは、当然、国内に留まらず、グローバル展開においても言えることです。世界におけるお客様の嗜好は様々ですし、ライフスタイル、収入、インフラ状況などは国や地域によって大きく異なりますので、各地域における嗜好性を重視した展開を進める必要があると考えています。

企業理念に掲げているとおり、提供するコンテンツを、お客様にさわっていただき、遊んでいただき、楽しんでいただく、その「体験」がそれぞれのお客様の「物語」となり、その「物語」によってお客様の幸福に貢献していくこと。それが我々の使命です。
よって、私たちのコンテンツは単に消費されるものではありません。どういう「物語」をお客様に紡いでいただくかが、非常に重要なのです。

今、私たちの業界は大きな変革期にあります。変化の中で、お客様に「物語」を提供することは決して容易なことではありません。ですが、そこにこそ、みなさんの柔軟な発想、強い意志と、新しいことにチャレンジする意欲、を十分に発揮できる環境があると考えています。ぜひ皆さんのコンテンツに懸ける熱い想いをぶつけていただき、当社で、世界中の人々の幸福に貢献するコンテンツの提供に、挑戦していただきたいと思います。