TOPメッセージ:社長インタビュー 株式会社スクウェア・エニックス 代表取締役社長 松田 洋祐

私たちはコンテンツを提供する会社です。
コンテンツを取りまく技術・プラットフォームは常に変化し、様々な形態のコンテンツやそれを楽しむ新しい環境が出現しています。スマートフォン・家庭用ゲーム機の普及台数の伸長、2020年に向けた5G(第5世代移動通信システム)導入見込に伴う通信環境の劇的な進化等々。さらに、今後はVR・ARも対応デバイスの多様化・小型化・軽量化がどんどん進んでいくでしょう。
つまりそれは、いろいろなプラットフォーム、デバイス、環境でコンテンツを遊べる時代になった、ということ。これは、非常に大きなパラダイム変換であり、過去の成功体験が通用しない、ということです。

どんな変化が起ころうとも、私たちはコンテンツを提供していかなければなりません。
そのためには“技術を知る”、“環境を知る”、“お客様の趣向を知る”ことが不可欠になってきます。
その上では、先入観を打ち破って、柔軟な発想で新しいものに取り組んでいかなければなりません。
ゲームやマンガなどのコンテンツとは、一見、無関係とも思えるような技術の潮流やサービス動向にも目を向け、お客様を取り巻く環境変化や、それによってもたらされるお客様の嗜好・消費動向の変化をしっかりと捉えていくことが重要です。
それは当然、国内に留まらず、グローバル展開においても言えることです。
現在、私たちのコンテンツが認知されていない地域であろうとも、経済成長率、若年人口、使用言語の人口等も視野に入れ、展開を進めていく必要があります。

私たちの使命は、企業理念に掲げているとおり、提供するコンテンツを、お客様にさわっていただき、遊んでいただき、楽しんでいただく、その「体験」がそれぞれのお客様の「物語」となり、その「物語」によってお客様の幸福に貢献していくこと。
よって、私たちのコンテンツは単に消費されるものではなく、そのコンテンツを通じてどういう「物語」をお客様に紡いでいただくかが、非常に重要なのです。

この変革期の中で、お客様に「物語」を提供することは決して容易なことではありません。ですが、そこにこそ、みなさんの柔軟な発想、強い意志と、新しいことにチャレンジする意欲を十分に発揮できる環境があると考えています。
ぜひ皆さんのコンテンツに懸ける熱い想いをぶつけていただき、当社で、世界中の人々をワクワクさせるコンテンツの創造に、挑戦していただきたいと思います。