ウェズエットの王。稀代の弓の名手として知られている。猜疑心が強く、また冷酷なことから臣下の信頼は薄く、いくたびも謀叛を起こされてきた過去を持つ。リオニスと同盟を結んだのも、ホルンとの緩衝地帯が必要と考えたため。
ウェズエットの王クーリの娘。だが母親が王妃ではなく侍女だったために、王位継承権を狙う者たちから、これまで何度も暗殺者を仕向けられてきた。王クーリを憎悪しており、密かに親衛隊を募って武力革命を起こそうとしている。
各地を放浪している竜騎士。己の美貌を維持するため、非常に金にうるさい。王クーリの招聘に応じて生まれ故郷のウェズエットへと帰って来た。今回の戦でウェズエットを勝利に導けたら王妃にしてやるという約束を交わしている。
束縛されることが大嫌いなダブルガンナー。 自由を愛しているがゆえに、ひとつの国にとどまることがない。 ヴィクトラを信用していないが、 一緒にいれば何かおもしろいことがあるに違いないと直感し、 ウェズエットにやって来た。
ウェズエットの第一部隊≪疾駆≫の部隊長を務めている槍術士。 クーリに冷遇されており、国を愛する気持ちを 完全に失ってしまっている。 それでもなお王の命令に従っているのは、 可愛い部下たちを放り出すことなどできないから。
ウェズエットの第一部隊≪疾駆≫に所属する狩人。 戦火で家族を亡くし、天涯孤独の身となったところを サージェスに引き取られ≪疾駆≫の一員となった。 幼い顔立ちからは想像できないほどの弓の腕前で 仲間から頼りにされている。
ウェズエットの第一部隊≪疾駆≫に所属する黒魔道士。 徴兵されたために仕方なく兵士となったが、 血を見るのが大嫌いなために戦士ではなく魔道士となった。 望まぬ道だったが、研究熱心なことから 今では≪疾駆≫の中心的存在に。
東方出身の赤魔道士で、シムールに師事している。 以前はサムライを目指していたものの、 資質に欠け挫折した過去を持つ。 一族を大切にするグラセラの生き方に感銘を受け、 ≪息吹≫とともにウェズエットの王クーリと戦うことに。