『ONE PIECE』(サンジ 役)
『宇宙兄弟』(南波六太 役)
『最遊記LEROAD BLAST』(沙悟浄 役)
『ファイナルファンタジーXII』は長い時間をかけてコツコツ収録してきました。だから僕自身、バルフレアはすごく印象に残っています。ビジュアルもよく覚えていましたし、浦島太郎的な気分はありませんでしたね。とても個性の強いキャラクター設定をつけていただいているので、すごく時間が経って懐かしさはありますが、錆びついた感じはしませんでした。そういった理由で、ゲーム性の違いについても心配はありませんでした。
株がどうしたとかお店を横取りされたとかシチュエーションはいろいろありますが、セリフもバルフレアらしさがよく出ているので、多少シチュエーションが違ってもなじんでいたと思います。バルフレアは相変わらず「俺が主人公だ」と言っていたので、自分で演じているのですが「ハイハイ、あなたが主人公」と思いながらやりました(笑)。主人公にこだわるのは彼なりの美学というか、何をやらせてもそこが基準になるのは彼らしいですね。
バルフレアを存じ上げないみなさん、はじめましてバルフレアでございます(笑)。『いただきストリート』でオッと思っていただいたら、HDリマスター版『FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE』が7月13日に発売されていますので、ぜひそちらにも手を伸ばしていただければと思います。