『HUNTER × HUNTER』(クラピカ役)
『ルパン三世』(峰不二子役:三代目)
『攻殻機動隊 ARISE』(ロジコマ役)
『ファイナルファンタジーXIV』でミンフィリアがたどった道筋は、最初は自分の意志で一歩づつ道を進んでいたんですが、知らないうちに背中に羽がついてふわっと舞い上がるように、大きなチカラで前へ前へと進まされていたように思います。「我」や「個」から解放されていくようなところがあった人で、意志の強さというだけではなく、もっと大きなものを受け入れる器があった人、という印象です。今回登場するのは、かなり初期の段階の姿で、私も久しくこの状態を忘れていたというか、思い出してみれば最初はこんな人だったんだなと、懐かしくなりました。
本作の収録で印象深かったのは「盟主の私が破産だなんて……」というセリフで(笑)、まるでファンタジーの世界の匂いがしない、リアリティのある台詞とのギャップが可笑しかったです(笑)。今回こんな記念作に、たくさんいるキャラクターの中からミンフィリアが参加させていただけて、とてもうれしく思います。スピンオフとして、あえて遊びをもって収録していますので、『ファイナルファンタジーXIV』をプレイしていて彼女を知っている方は、その遊びの部分を楽しんでいただければと思います。今作でミンフィリアを知る方には、もしご興味もっていただけて、お時間ありましたら、ぜひ『ファイナルファンタジーXIV』のほうもプレイしていただければ、それ以上にうれしいことはありません。合わせてよろしくお願いします。